【ゴールデンカムイ】大団円で幕を閉じたゴールデンカムイの感想を語る【漫画感想】

漫画感想

本記事は野田サトル先生の作品『ゴールデンカムイ』(31)の感想記事です。

作中のネタバレを含みますので、

【漫画おすすめ】黄金争奪サバイバルバトル漫画!『ゴールデンカムイ』をネタバレなしで紹介
大人気歴史群像冒険活劇『ゴールデンカムイ』をネタバレなしで紹介します。原始的で力強く、利己的な登場人物たちの金塊を巡るサバイバルバトルは必見です。内容に元ネタバレを含みますが、漫画がより楽しめる事請け合いな内容です。是非お楽しみ頂ければ幸いです。

こちらの記事であらすじをご確認頂いた上で、本編をご覧になり、気が向いたら本記事にも目を通して頂ければと思います。

当然ですが本記事では物語と最新31巻のネタバレを含みます。ご理解の上でご確認ください。

感想

所感

まずはこの素晴らしい作品を世に出してくれた野田先生に感謝したい心持ですね。

本作は、息つく暇もない程の激烈に展開するストーリーや死と隣り合わせなサバイバルサスペンス、ギリギリの環境の中で織りなす人間ドラマ、良くも悪くもインパクトのある愛すべきキャラクター達など素晴らしい要素が詰め込まれた傑作だったと思います。

最新31巻では、その愛すべきキャラクター達の多くは命を落とすことになるのですが、後述します。

また、北海道アイヌの文化やロシアも含めた19~20世紀の歴史、当時の風俗などは、どの程度正確に描写されているのか無学の筆者にはわかりかねますが、恐らく大変な歴史考証が行われたものと思われます。

群像劇としての面白さだけでなく歴史漫画としても優れた作品でした。

杉本とアシㇼパ

主人公コンビが大好きです。

作中最強クラスの個人戦闘力と優しさを持った杉本、
サバイバル知識など幼いながらも知性と年齢相応の愛嬌を持ったアシㇼパ。

衣食のバディが織りなす物語が本当に大好きでした。

あまり恋愛の要素を前面に出さず、アシㇼパの淡い恋心といった程度に抑えてくれていたのも個人的にはありがたかったです。

結局杉本がアシㇼパの事をどう思っていたのか、例えば、もし梅子が再婚していなかったら物語の最後で杉本はどのような選択をしたのか……。読者の皆様をどのように思われますか?
良ければコメントであなたの考えを教えてください。

筆者は、作中ではどうあれアシㇼパは杉本明日子という和名でダグラス・マッカーサーと交渉して北海道を守ったのでは?としたいですね。

Twitterの反応

ざっくりとですがTwitterの反応も集めてみました。

多くの方が内容を好意的に捉えており、本作の終わりを惜しんでいますね。

多少ネガティブなつぶやきも探しましたが、筆者が探した範囲では確認できませんでした。

最終巻まで目を通している読者ですから当然と言えばそうですが、本作がファンに愛されていることがわかりますね。

月島軍曹

月島軍曹が最期まで鶴見に殉ずる気概でいたことは少し意外でした。

忠臣とは言え誰よりも鶴見を理解している月島は、最後に鶴見を見限ると思っていました。

これほど理性的な男を盲信させる鶴見のカリスマと人心掌握術を恐ろしいですね。

ところで、以前月島のモデルについて考察したことがありました。

【考察】ゴールデンカムイ 第七師団の良心・月島軍曹のモデルを考察する稀有なブログ
大人気黄金争奪冒険活劇漫画『ゴールデンカムイ』の最強暴力北鎮部隊『第七師団』の良心こと「月島基」軍曹のモデルを考察します。彼は作中人気投票において第三位という好成績で読者から支持される好漢です。そんな月島軍曹のモデルについて本気で考察します

その記事内では結論を出すことができませんでしたが、鶴見のモデルとされる須見新一郎大佐の右腕を務めた誰かではないか、と考察していました。

しかし、31巻掲載の最終話にて鯉登と共に生存した月島は、彼の右腕として第七師団で活躍したと語られています。

そして、鯉登のモデルは史実でも第七師団最後の師団長を務めた鯉登行一中将で間違いなさそうです。つまり、鯉登中将にゆかりのある人物の内の誰かが月島のモデルである可能性が出てきたということですね。

月島のモデルは、鯉登行一中将の履歴内で初めて任官した歩兵第二連隊のどなたかだったのかもしれません。

愛すべきキャラクター達

最終巻だけでも多くのキャラクターが信念に殉じて命を落としています。

死を美化するわけではありませんが、生を全うした人物の散りざまはどうしても惹かれるものがありますね。

土方、牛山、尾形そして名もなき一般兵士達。

彼等の死に一体どのような意味があるのか?軽率に語ることが出来ませんが、この物語から得た教訓として、天から役目なしに降ろされたものなどないのだと思います。

彼らの生は、各々が信じる天命に殉じようとした過程であり、死はその結果なのでしょう。

鶴見はどうでしょうか?

彼が命数を使い切れたのか、わからずじまいです

30巻購入当時は気が付きませんでしたが、鶴見の顔の傷が描かれてませんね。
長谷川幸一のものでしょうか?

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