今回は日記記事となりますので、心に移り行くよしなしごとを徒然なるままに書き記していくサムシングです。
犯人を引いた話
本題ですが、この程プレイするタイトルの事前ハンドアウトにて、筆者が犯人役を仰せつかる運びとなりましたので、その事について書いていきます。
今回遊ばせていただくシナリオは、

こちらの作品です。詳細は当該販売サイトにてご確認ください。
当然、本記事では作品のネタバレはありませんのでご安心ください。
マーダーミステリーとは
まずはマダミスとは何かについての説明からさせて頂きます。
この記事の内容は、マーダーミステリーこと「マダミス」をご理解頂けている前提で書いています。既にご存知の方はコツの項までお進みください。
簡単にですが、マダミスとはTRPGというテーブルゲームの1ジャンルの事です。
追記)この説明は正確ではないようです。こちらの記事にて補足しています。
TRPGとは「プレイヤー同士が卓を囲んで会話を楽しみながら役割をこなし、物語を進めていく形式のボードゲーム」のことです。
そして、マダミスとは、
「「まるで推理小説の登場人物になったかのように事件現場に居合わせて、その現場で様々な目標を目指しながら、勝利条件を満たしていく」」ジャンルです。
また、人狼ゲームなどで有名な「正体秘匿型ゲーム」に属するシナリオが多いジャンルです。
ゲームの性質上「犯人役」という人狼ゲームにおける「人狼」役が必要(この度その任に就くこと)になります。
勝利条件は、大半のシナリオで、会議終了時の投票まで自身が犯人であることを参加者に悟らせない様に振舞うことです。
コツ
筆者はマダミス歴が短く、犯人を引いたのが今回で二回目ですのであまり多くは語れないのですが、
一番のコツは、議論を誘導して真相にたどり着けない様に振舞う「逃げ切り型」を目指すことでしょう。
この逃げ切り型の特徴は、初心者があまり積極的に議論に参加出来なくても勝てる点です。
発言に嘘や誤魔化しを加える必要が無く、答えづらい質問には「解らない」や「その時間は何をしていたか記憶にない」などと言って、最低限の応答のみでも大丈夫です。
少し慣れてくれば、探偵役の推理に的外れな可能性を提示したりしても良いでしょう。
嘘は言っていませんし、一緒に推理に参加している感が演出できます。
とは言え上記の二つだけだと会話になりませんので、言い訳は考えておく方が吉。
こちらの方のtweetが参考になりそうです。
筆者としては、やはり嘘はお勧めしません。
嘘をつくと発言の矛盾から綻びが生まれ、そこから疑われてしまい身辺調査のメスが入りますし、決定的な物的証拠がなくても多数決で心証からの投票で敗けてしまう可能性が高まります。
「雄弁は銀。沈黙は金」というやつですね。
これの逆が「迷探偵型」とでも呼びましょうか、状況証拠から参加者の一人ないし2~3人に候補を絞り、犯人に仕立て上げるタイプの上級者向けのプレイスタイルです。
シナリオの完成度にも寄りますが、優れたシナリオには犯人役の勝ち筋として、このスタイルでの勝ちパターンが用意されています。
それに気が付けるかが鍵です。
シナリオのハンドアウト(ゲーム前個別情報)読み込み時点で、作品の意図する犯人の勝ち筋を読みとることが出来る読解力と洞察力、説得力のある発言を繰り返す話術、ハッタリを効かす度胸などが求められます。
当日のスタイル
大体のプレイヤーは、上記二つのスタイルの中間くらいでバランスを取りながら遊ぶのかなと思います。
そして、今回の筆者は「迷探偵型」に寄せて遊んでみるつもりです。
理由は幾つかあります。
【作品のネタバレではありませんが、ここから犯人としてのシナリオ考察があります。
未プレイの方でそういった記述も気になる方は、ご遠慮いただければと存じます】
そして、ここまでで、実際にマダミスを遊んでみたいと思った方は、


こちらの方々のブログから、無料で出来る作品やGMレスの作品を遊んでいただければと思います。
さて、話を戻します。
理由の内の一つが、今回のシナリオでは犯人役であることが左程重要ではなさそうだから、です。
詳しい説明はネタバレになるので触れませんが、本シナリオは、あまり「犯人」であることがリスクになるようにデザインされてはいなさそうに見えました。
ですので、結構無茶な行動をしてもシナリオ自体が守ってくれそうな感じがしています。
シナリオ紹介ページから分かる根拠として、被害者が参加者全員にとって友好的な間柄にみえない点、
そして、ハンドアウトが膨大な量である上にプレイ時間も長すぎる点です。
参加者3人に対して、密談無しで2時間半~4時間の想定プレイ時間は、追加でシナリオが配られそうだな、と思いました。
被害者を害する事で損をする人間が居なさそうな点も含めて、物語中盤で真の黒幕の存在が明かされて、その相手に対して我々はどう動くのか考える展開になると予想します。
この前提で、可能な限り面白くする方向でプレイしたい所存です。
一番は楽しむこと
ゲームは、結局一番は勝敗云々より楽しむことが最重要です。
犯人役を引いたからと言って肩ひじ張らずに、気楽にやる方が良い結果、つまり、自分や同卓したプライヤーさん、GMさん、作者さんにとってより良い形だと思います。
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