こちらの記事では、

にて同立三位にランクインした五本の指の「守護騎士ナトラレーゼ」の評価項目の解説です。
何故筆者がこの点数をつけたのか、本記事では書ききれなかった内容を書いていきます。
本記事未読の方は、先ずはそちらから読んで頂くと一層楽しめるものと思います。
守護騎士ナトラレーゼ

©十塚理弘(著)マテリアル・パズル 神無き世界の魔法使い(9)/スクエア・エニックス刊 All Rights Reserved
評価
【P2・S2・T3・破2+(7/30)・防3(5/10)・耐5・特3・Iq3・M4】
評価値合計:27
評価項目はこのような内容になっています。
- パワー【P】(魔力量。攻撃の平均的なエネルギー)
- スピード【S】(動きの速さや手数、攻撃の速度)
- テクニック【T】(戦闘技術)
- 破壊力【破】(パワー×スピード+テクニック)/30
- 防御性能【防】(スピード+テクニック)/10
- 耐久力or回復力【耐】(魔法の力による負けずらさ)
- 特技【特】(固有技能や切り札の強さ)
- 戦闘IQ【Iq】(分析力や対応力、環境利用など)
- メンタル【M】(精神状態を最良な状態へ修正する技術)
これらの項目に対戦時の状況や環境、今後の物語上の展開によって数値の昇降が考えられる場合は、評価値に+または-を表記します。
基準は、魔法を極めたジール・ボーイと比べて大体これくらいじゃね?というアバウトな感じです。
P
パワーは2とします。
7thボルトが防御特化型の魔法であり、基本的にはカウンター型の戦術が主体です。
魔力量にどこまで依存するのかわかりませんが、力強さを表現するシーンが皆無ですのでこの数値です。
S
機敏に動き回るイメージがないので1でも良さそうですが、
コルクマリーを追いかけており、離される様子も描かれておらず鈍重な感じでもなさそうでしたので、2です。
T
描写は少ないですが、ジル・ジャンク戦後の強襲時は、五本の指クラスに近い実力を持つニニを含む主人公チームを一蹴し、その後のバレット王との対峙においても適時対応の素早いシールドを展開しており、戦闘技術の高さを垣間見せています。
さりとて特筆するほどとも感じませんので3とします。
破壊力
2×2+3=7/30で五段階評価は2です。
算出値7~12は2としていますので、この評価です。
第5の盾によって、相手の攻撃を反射する戦法をメインとしています。
自身の魔法には破壊力はほぼありませんが、敵の攻撃によっては与えるダメージも増加しますので、+評価とします。
防御性能
2+3=5/10で五段階評価は3です。
算出値5~6は3としていますので、この評価です。
ナトラのこの項目評価が今回の分析で一番しっくりこないところです。
今回の算出にはスピードも重要視しているので防御は低めですが、Sの項目でも触れた通り鈍重な印象もないので、もう少し上であってほしかったですね。
耐久・回復力
文句なしの5です。
第6の盾でマリーの剣仙十二刀流を完全に防ぎきっています。
防御特価型魔法は伊達ではありません。
恐らくですが対バレット王の三千大千世界から抜け出たのも第6の盾の力でしょう。
特技
この項目では、魔法を使った切り札や使用者固有の特殊技能などを評価しています。
ナトラは、何かしらの切り札を隠している可能性があり、首が切断された状態からでも周囲に影響を及ぼすとなると凄まじい話です。(こちらで少しだけ考察しています)
直接対決で勝利したはずのマリーも何かしら感じていたようであり、物語に関わる大きな展開を作る可能性もありえます。
神無き単行本9巻時点では詳細は不明であり、そもそも彼の魔法や特技に関わるモノかも判らないので、+-の評価無く3としています。
ゼロクロでの7thボルトと全く同じ性能ならば、1~3の盾も中々魅力的な能力なので4でも良かった気がしますが、使用描写が無く、仮にあったとしても実力者には通じなさそうなのでこの評価です。
戦闘IQ
基本の3です。
神無き9巻時点では主だって戦闘IQの高さを表現するシーンはありませんが、何か隠し玉を用意している描写があったので、今後上昇が見込めます。
メンタル
ナトラは、マリーの姿を認めてから激昂しているので低いと思われるかもしれませんが、筆者の考えは逆です。
完全にブチ切れた状態から平常心を取り戻すことは容易ではありません。
強靭なメンタルの持ち主であることが伺えます。4です。
最後に
本記事でも繰り返し述べていますが、あくまでランキングのための指標ですので、
あまり真に受けない様にお願いします。
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