【太陽の神ニカ】徒然なるままに心にうつる考察をそこはかとなく書きつける記事【ONEPIECE】

考察

太陽の神ニカについて

個人的には、ニカの情報が語られた時に物凄い違和感を覚えました。

その違和感の正体が言語化できなかったので、記事の執筆に踏み切れなかったのですが、ようやく考えがまとまって来たので、書き溜めていたものを投稿していきたいと思います。

先にお断りをさせて頂きたいのですが、今回の記事は認知的不協和を解消するためのバイアスをかけまくっているので、こんなものは考察に値しないと感じる方もいらっしゃるかと思います。

ごめんなさい:D

ニカの情報

フーズ・フーによれば、
太古の昔に奴隷たちが自分たちを救ってくれると信じた伝説の戦士、だそうですね。

更には、人を笑わせて苦悩から解放してくれる戦士、とも説明しています。

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違和感

まず筆者は「太陽の神」という存在に違和感を覚えました。

基本的には、ワンピース世界の神は自称他称の差はあれど人間です。
エネルやガン・フォールなどが当てはまります。最近ではルナーリア族もそうですよね。

ニカも人間である可能性が高いと作中世界では考えられてそうなものですが、太陽の「戦士」ではなく何故「神」なのでしょうか。不思議に思いました。

ここで少し注意したいのが、
太陽を信仰する事と太陽神を崇める事は=ではありません。

太陽神という名称は、自然物である太陽に神格、つまり人間的なキャラクターが与えた呼称であり、神話や伝承、教訓などを広めたいときに聞き手がイメージし易くするのに役立ちます。

子供時分に「おてんとうさまがみてるよ」といわれて、悪い行いをたしなめる親御さんは多かったと思うのですが、これは代表的な例ですね。

個人的には、このことはワンピース世界では結構重要な要素だと思っています。

さて、太陽の神に戻しましょう。

太陽の神は400年前のシャンディアで信仰されていたらしい事が分っています。
以下の疑問を踏まえて少し深堀りしてみたいと思います。

ワンピ世界で自然物に神格を与えた事例はあるのか?
そして人間を自然物と同一視して崇めるパターンはどんな時か?

一つ目はシャンディアでは大蛇を森の神と呼んでおり、自然崇拝などの古代信仰が現れています。パッと思い出せませんが他にもあったかもしれません。
しかし、大蛇はノーランドやカルガラが簡単に殺せる程度の力しかなく、大蛇そのものへの畏怖というより、人間の力ではどうにもならない事柄への代償行為として、シンボル的に扱っている感じでした。
ちょっと粗探しというか重箱の隅を楊枝でほじくるような話ですが、個人的には森の狩猟を生業にしている民族があんなに獰猛でデカい生き物を神として崇めるのは、ちょっと違和感があります。森の動物を食い尽くしそうですよね。

二つ目の疑問への回答は簡単です。悪魔の実の能力者、特にロギア系能力者が関わっていると考えられます。つまり地球上で起こり得る自然現象なら能力者に神格を与えることは容易です。

しかしてこの辺りが違和感の正体のような気がします。

これは現実の話ですが、古代信仰で自然物を神として崇めるのは、人間の力や理性が及ばない超自然的なものを見出すからです。

これがワンピ世界では事情がかわります。上記の通り人間が再現できてしまうからです。

これを踏まえると、太陽そのものを信仰する事はあっても、人間が太陽と同様の神格を持つ事はワンピ世界では考えずらいです。

理由は主に二つあります。

一つ目は悪魔の実に関する理由です。太陽は地球上には存在せず、力の規模感からして再現もできないので、おそらく悪魔の実も存在しないと考えられます。つまり悪魔の実の能力によって神格を得ることは困難ということです。

先々「サンサン」の実など、メラメラやマグマグの実の上位互換が登場すれば話は変わりますが、グラグラの実が最強破壊力の悪魔の実と呼ばれているので登場する事はないでしょう。

そして、もう一つの理由は、前述した通り「太陽神」にしてしまうと「物語」として広まってしまう可能性が高まるからです。これは為政者からすると不都合でしょう。

現に「太陽の神ニカ」は奴隷たち間では救世主的な存在として語り継がれています。

この場合の為政者とはイム様含む天竜人のことで、筆者が月の神だと考えている連中を指します。これはエネルが「神は月にいたから自分は月に還る」的なことを言っていたシーンからの連想です。

これは奴隷側の意図という事であれば納得が出来ますが、世界政府がニカを本当に歴史から抹消したいのなら、ひたすら悪評を広めるか同化政策によって別の神に置き換えた方が良いでしょう。

そもそも太陽という信仰物に対してカンコウ令を敷くことはほぼ不可能です。

それこそエネルのようなサイコ野郎に太陽の神を名乗らせた方が好都合でしょう。

何と言うか世界政府の本気度を感じられません。

以上が筆者が「太陽の神ニカ」について感じた違和感や疑問です。
ここらでそれを明文化したいと思います。

存在の有無はともかく、人間であろうニカが「太陽の神」として広まっている事が違和感。
天竜人の支配がなされる以前ならいざ知らず、世界政府樹立後に「太陽の神」というワードで広まっていることがおかしい。むしろ別の思惑を感じてしまう 

この違和感を解消できれば、ニカの正体に近づける気がしています。

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考察(妄想

ここでは、月には神を自称(他称でも可)する人々が住んでいたと仮定して考察していきます。

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そして、こちらの記事でも紹介した通り、月の神とはスクナビコナをモデルにしたイム様、または、その一族であろうと考えられます。

月の神の一族は名前のニュアンスから太陽の神と対になるような感じがしますね。建前上は歴史から抹消しようとしていますし、少なくとも月の神陣営は敵視しているのでしょう。

歴史上のどこかで争った可能性が高いと考えられます。いつでしょうか?

明確な根拠があるわけではありませんが、空白の100年より更に遡った時代だと思います。

フーも太古の昔と表現していますよね。
1000年そこら遡った程度の時代を太古とは呼ばないと考えられます。

そしてイム様が神と呼ばれる程の人物なら、その太古の時代から生きているのかもしれません。

ちょっと突飛な話になりますが、太古の昔に勝利した陣営が地球に、敗けた陣営が月に追いやられた、という仮説を考えてみました。

もしくは、太古の昔に高度な文明を持った月の神の陣営が地球に侵略しようとした戦争が勃発して、地球側の英雄がニカだっとのかもとも考えられます。

この二つの説を矛盾なく両立させられる説もありますがここでは割愛します。

何故ならこれは考察ではなく完全な妄想だからです。

自分がストーリーを作るならこんな感じになるかなという程度の話ですが、この場合、イム様の目線では太古の戦争は敗北の歴史であり上記のブログ内で考察した空白の100年戦争は勝利の歴史ということになります。

空白の100年戦争の考察時に、武力による簒奪は反撃を被るので1度世界を統一した後に内輪から支配する方が効率が良い、という趣旨のことを書きました。

イム様が一度敗北を経験しているとすれば、同じ轍を踏まない様に謀略の限りを尽くした経緯に説得力が増します。

日食

ここで違和感の一つを解消していきましょう。

ニカが何らかの功績をあげて太陽と同一の神と崇められる経緯を考えてみます。

まず、太古の戦争を「光と闇の戦争」と定義します。

見出しに日食とありますが、言わずもがな月が太陽の光を遮断して地球が月の影に入る現象です。

もしニカが太陽の神格を得るとすれば、この日食を食い止めるくらいのことをしなければ難しいと思います。

前述した通り、ワンピースの世界観で「太陽」と同一視されるのは並大抵のことではありません。ほぼ不可能に思われるような、それこそ星の存亡にかかわるレベルの危機から人々を救う必要があります。

そこで考えたのが日食と氷河期です。

本来の日食は、長くても7分程度の現象ですし、観測地点で確認できる太陽が月に隠れるだけで地球全体が夜になるわけではありません。しかし、ワンピースではこれを長期化または恒久化する手段があります。

ご存じヤミヤミの実ですね。

光と闇の戦いと称したのはヤミヤミの実に由来します。

能力者である黒ひげによれば、ヤミヤミの実は歴史上最悪の悪魔の実と呼ばれているそうです。

正味な話このセリフを始めて聞いたときは、大言壮語というか、黒ひげが誇大性増し増しマンなだけではないかと思いました。

ヤミヤミの実は、対能力者なら強いかもしれませんが、相手がドン・クリークのような高いフィジカルと過剰な武装で固めたイーストブルーの覇者には、被ダメ2倍の黒いモヤモヤするだけのクソ能力に成り下がります。

これで最悪の悪魔の実はないでしょ、と思っていました。

しかし、ヤミヤミの実の能力で太陽光を遮断すれば、地球は一気に寒冷化し氷河期が訪れ生命が住めない死の星に成り下がります。恐ろしいことです。

そして黒ひげが「歴史上」という言葉を使った以上、かつてそれを実行した能力者がいたということです。

それがまさに太古の戦争「光と闇の戦い」で用いられたのではないでしょうか。

光と闇の戦争において、月側の誰かがヤミヤミの実の能力で世界を覆いつくしてしまっていたとすれば、これを打倒したニカを太陽復活の象徴として神格化することは納得できます。

この話は、日本神話の天岩戸や世界各地の日食にまつわると思われる伝承を基に考えた考察です。

更に言えば、ニカはメラメラの実の能力者だったかもしれません。

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思惑

もう一つの違和感を解消するにあたり更に妄想の翼を広げる必要があるでしょう。

違和感の項目でも書きましたが、世界政府、というかイム様が「太陽の神ニカ」を歴史から抹消することにあまり本気ではない様に感じます。

本当に消さなければならない程重要な情報なら、人の記憶に干渉する悪魔の実(メモメモやホビホビなど)を使ってでも徹底的に消すはずです。

フーズ・フーによれば、インペルダウンに投獄されている時に看守から「太陽の神ニカ」の話を聞いたとされています。フーはその後看守は処刑されたと言っていますが、本当でしょうか?

描写がないので本当に処刑されたのかも怪しいものです。

その後のフーの言動を考えると、むしろ適度に喧伝させる世界政府の意図すら感じてしまいます。

そこで、それすらもイム様の策謀の内の一つと仮定して、どのような思惑があるか考えてみました。

先に結論から申しますと、イム様の思惑は、太陽神にとって代わる事ではないかと思います。

つまり、ニカが太陽復活の象徴として神格を得た過程を踏襲することで奴隷の救世主になるつもりなのではないでしょうか?

これによって完全に世界の支配者になれるというわけですね。

黒ひげと世界政府が戦う。このとき黒ひげの能力で世界は闇に覆われるが、イム様の力で黒ひげを倒すことで闇が晴れて太陽が再び世界を照らす。イム様が太陽の神の再来として君臨する。
「太陽の神ニカ」の高尚さを利用して異種族の求心力も高める。
その後、主だった天竜人を皆殺しにして奴隷を開放する。奴隷たちは伝説の神が自分たちを助けに来てくれたことに安堵して笑顔を取り戻す。
イム様笑いが止まらない。

このようなシナリオを描いているのではと思っております。

一般的な平民や虐げられてきた奴隷達のどちらの支持も得たことで、今度こそ世界を手中に収めることが出来るというわけです。

伝説の悪魔の実

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筆者は別の悪魔の実だと思っているのですが、ここでは可能性の一つとしてメラメラの実ではないかと考えます。

前述した通り「太陽の力」を再現する悪魔の実が存在するとすれば、メラメラの実の覚醒した時の能力であり、真の名前は「サンサンの実」ではないかと思われます。

太陽を意味する英単語SUNと「燦燦と輝く」のサンからこの名前を連想できますね。

政府が名前を秘匿した理由は太陽をイメージさせたくなかったからとも考えられます。

ただし、これは表向きというか一般的な考察軸の考え方です。

上記の通り筆者は別にあると考えていますので、この考察はあまり深く考えていません。

そもそも、伝説の悪魔の実が既存の実の中にある、という前提に基づく考察自体がミスリードのような気がしています。

悪魔の実は「海の悪魔の化身」と云われますが、この記事内で何度か触れている通り、一般人からすれな能力者は「神」にも等しい力を有している訳です。

本来は神の果実ともいうべき代物ではないでしょうか?

筆者は、世界政府が変えた名前とは固有の悪魔の実だけではなく「悪魔の実」そのものの名称だったのではないかと考えています。

これは今度別の記事にまとめようと思ってます。

ちなみに

記事内で「地球」と表記しているものは全てワンピースの舞台である「青色の星」のことです。面倒なので地球で統一しています。悪しからず。

『太陽の神ニカ』

元CP9のフーズ・フーの口から語られた「世界政府にとって不都合な神」の名前です。

この名前が発表されてから考察界は非常に盛り上がりましたね。

多くの考察者さん達に通底するワンピースの最終盤を見据えた考察は、どなたのモノも見応えがあります。

当然筆者にも考察があったのですが、いつも通り根拠に乏しく、記事として投稿するまでもないかと思っていました。

しかし、盛り上がる考察界隈の熱にうなされ、この高波に自分も乗りたいとの思いから、この度筆を取ることに決めました。

拙文でしたがお付き合いいただきありがとうございました。

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