概要
今週号の週刊少年ジャンプ33・34合併号にて、
「こちら葛飾区亀有公園前派出所」が特別復活しました。
4年に一度のオリンピックイヤーに目を覚ます超能力警官「日暮熟睡男(ひぐらし ねるお)」のお話です。
オリンピックが4日(2021年7月23日に開幕)に迫ったこのタイミングで、日暮や両さんに会えたことが一ファンとして喜ばしいですね。
日暮熟睡男とは
彼は、夏季オリンピックが開催される年に目を覚ます超能力警官で、
別名「オリンピック男」と呼ばれます。
非常に強力な超能力を持っています。
能力の内容は、未来予知や念写、念力、テレポート、タイムワープ(New)などです。
しかも、更に進化し続けると言われています。
これらを用いて抜群の摘発率や犯罪防止率を誇ります。
作品のパワーバランスを崩しかねないぶっちぎりのチート能力を有しますが、基本寝たきりで独自のエピソードで完結されるためギャグ要員です。
原作での初登場はモスクワオリンピックが行われたJC21-6「うらしまポリス!?の巻」です。
年齢は30代前半という設定で、両さんによれば「日暮はモスクワの頃は5歳(2008年時点)」だそうです。まあ気にしてもしょうがないですね
日暮年表
巻数‐話数(開催年)開催都市 開催国
21‐6(1980年)モスクワ ソビエト連邦
41-6(1984年)ロサンゼルス アメリカ
62-4(1988年)ソウル 韓国
81-1(1992年)バルセロナ スペイン
100-9(1996年)アトランタ アメリカ
123-1(2000年)シドニー オーストラリア
144-1(2004年)アテネ ギリシャ
165-5(2008年)北京・香港 中国
186-8(2012年)ロンドン イギリス
200-21(2016年)リオデジャネイロ ブラジル
週刊少年ジャンプ2020年33・34合併号(2020年)東京
1996年秋の番外編も含めて過去14回の登場をしています
今回は15回目ですね。
セットでオリンピックも覚えられます。
内容と感想
ネタバレなしでの感想になりますので深くは語りませんが、東京五輪に対してとてもポジティブになれる話でした。
1964年開催の東京五輪についての裏話や当時の世情などの話は興味深かったです。
しかし、筆者は五輪に対して賛成の意見なので楽しめましたが、反対派の方には面白くない話だったかもしれませんね。
五輪の賛否
五輪の是非については賛否両論あります。
これはコロナ禍以前、誘致が決定した時点からある話です。
賛成意見は景気回復や国全体が盛り上がる、一体感が生まれるなどです。
反対意見の多くは、他に優先的にやることがある、拝金主義は五輪の精神に照らしても不適切などでした。
これらの意見にコロナウイルスの脅威が加わり多くの人が反対に転じたことも事実です。
現状はワクチン接種やバブル方式による封じ込め、無観客での実施など対策がなされています。
これも反対派に言わせれば十分とは言えないでしょう。
アニメ版こち亀の両津勘吉役のラサール氏はゴリゴリの反対派です。
なんにせよ開催が決定した以上は、無事に行われることを祈りつつ、筆者は五輪を楽しみたいと思います。
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