どんな漫画?
今回紹介する漫画は、赤坂アカ先生による、
かぐや様は告らせたい〜天才たちの恋愛頭脳戦〜です。
現在、週刊ヤングジャンプ(集英社)にて連載中の学園ラブコメ漫画です。
R3・3月時点で21巻が発刊され、一月時点でのシリーズ累計発行部数は1400万部を突破する超人気作です。
その人気から、アニメ化や実写映画化、小説化などのメディアミックスなども盛んです。
上記の通りジャンルは学園ラブコメです。
注意点
タイトルに頭脳戦と入っているのにコメディ?と思われる方もいるかもしれません。
残念ながら連載が進むにつれ恋愛頭脳戦の要素は徐々に減っていきます。
一貫した頭脳戦を楽しみにしていた読者は、ややもすれば肩透かしをくらう可能性があることを留意しなければいけません。
しかし、ラブコメとしてみれば人気も頷ける面白さであることは間違いありません。
世界観
二人の主人公『白銀 御行(しろがね みゆき)』と『四宮 かぐや』は、秀知院学園の生徒会の会長・副会長です。
秀知院学園は、政界や財閥などの子息が通うお金持ち学校ですが、ボンボンのイメージからはかけ離れた優秀な生徒が多い学校です。
多忙な生徒会業務をこなしながら常に学業2トップに位置するのが、白銀とかぐやです。
そのことから、彼らは生徒たちから敬慕と憧憬の念を持って支持されていました。
そして、色聡い生徒たちの間では常に噂が絶えません、
「あのお二人はお付き合いされているのではないか?」
生徒たちは知らないのでした・・・
秘密のベールに包まれた生徒会室では、天才たちによるドタバタラブコメが展開されていることを!
あらすじ
将来を期待されたエリートたちが集う名門校・秀知院学園(しゅうちいんがくえん)。 その生徒会のメンバーである副会長・四宮かぐやと会長・白銀御行はお互いに惹かれ合っているものの、高すぎるプライドが邪魔をして半年が 経っても告白することが出来ない。素直になれない二人は、いつしか自分から告白することを「負け」と捉え、「いかにして相手に告白させるか」ばかりを考えるようになり、権謀術数の限りを尽くした“恋愛頭脳戦”を繰り広げる。
Wikipediaより
生徒会
本作品では、主に生徒会室での会話劇が中心に物語が進んでいきます。
白銀とかぐやの恋愛模様や学校行事、現実の時事ネタを絡めた会話がコミカルに描かれています。
白銀・かぐやは言うに及ばずその他の生徒会メンバーも粒ぞろいの際物です。
その魅力的なメンバーをご紹介しましょう。
藤原書記
藤原千花 本作のヒロインとされる生徒会のトラブルメーカーです。当初は可愛らしいマスコットのような描かれ方をしていましたが、徐々に「いい性格」がばれていき、後輩たちからの求心力を失いました。嫌われてはいませんが、基本的にはオチ要員です。 行動理念は、自分が楽しむことを第一にしています。悪人ではないので悪気なく他者と関わり、かといって善人でもないので得にならないことはしたがりません。 しかし裏表のない性格で誰にでも明け透けに接する事が出来る上に、最低限の分別は弁えられる教養も持ちます。かぐやが心を許せる数少ない友人です
石上会計
石上優 本作の裏の主人公とされる一年生会計です。真面目で事務能力、特に計算能力に優れる一方で人見知りで暗い性格から生徒会メンバーとの関りを最低限しか行っていませんでした。物語に絡むようになってからは、人間性が磨かれ成長していきます。成長してから、切れ味鋭い言葉の暴力で、藤原のストッパーとして役割を担うようになり、白銀からも「逞しくなった」といわれるようになります。 生来の正義感の強さが垣間見える物語中盤のエピソードは、必見です。 かぐやからは可愛い後輩と思われていますが、当の本人はかぐやを怖い人だと思っていました。
他にも、
かぐやの侍女の早坂愛や物語中盤から生徒会に絡む伊井野ミコなど個性的な面々が揃います。
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