どんな漫画?
今回紹介する漫画は、泉朝樹先生によるホラーコメディ漫画、
見える子ちゃん です。
ComicWalker(KADOKAWA)にて連載中です。
現在累計発行部数60万部の人気作で、年内にアニメ放送が予定されています。
世界観
主人公の『みこ』は、ある日突然ヤバいものが見えるようになってしまいます。
ヤバいもの=霊、と言ってしまわないところがミソですね。
どうやら、一般的に霊と呼ばれるもの以外も見えちゃってるようなのです。
みこはそのヤバい者たちに対して、逃げるでも立ち向かうでもなく、ひたすらスルーを決め込みます。
どうやらヤバいもの達は、自身の存在が認識されていると判った時に何かしら良くないことを引き起こすらしい、という事が言外に語られます。
それが作中のルールです。
みこはそれを察して、平常心を装い「無い」ものとして日々を過ごします。
友人の『ハナ』や霊感女子高生『ユリア』にも相談できず、孤独な闘い(無視)を続けるのでした。
評価
受賞歴
- ニコニコ漫画年間ランキング2019第2位
- 次に来るマンガ大賞2019第10位
- 全国書店員が選んだおすすめコミック2020第9位
- TSUTAYAコミック大賞2020第7位
など、高く評価されています。
筆者の感想
シンプルに面白いです。
世界観だけなら怖い展開になりそうですが、コメディタッチで描かれているので、みこの不憫可愛い様子を楽しむことがメインになります。
かと言ってそれだけではなく、物語にしっかりとした起伏があり、いい意味で読者をアッと驚かす展開も用意されていて、飽きが来ません。
エピソードによっては目頭が熱くなる場面もあります。
是非、ご自身の目でご確認いただければと思います。
連載までの経緯
2018年、泉朝樹先生がご自身のTwitterで本作を発表したところ、6万回以上リツイートされ、18万以上のいいねを獲得するなど話題になったそうです。
izumi000|pixivFANBOX ≪こちらでも確認できます
そして、同年11月2日よりComicWalkerで連載を開始しました。
筆者は一話時点でも商業レベルだと感じましたが、元々はWeb漫画だったのが驚きです。
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