俺たちのフォスをかえしてくれ!美しく儚い。これは祈りの物語『宝石の国』をネタバレなしで紹介します【おすすめ漫画】

漫画紹介

どんな漫画?

今回紹介する漫画は、市川春子先生の

『宝石の国』です。

本作は、月刊アフタヌーン(講談社)にて連載中のSF漫画です。

ジャンルはSF漫画に分類されますが、

S(サイエンス)F(フィクション)ではなく、
S(サイエンス)・F(ファンタジー)の解釈がぴったり当てはまるように感じます。

2017年に10月にアニメ放送されており、その時点での累計発行部数は140万部の人気作です。

実際とても面白い作品なのですが、世界観が壮大過ぎて内容を説明するのがとても大変です。

ボキャ貧なわが身を呪うばかりです。

アニメ版のキャッチコピーは、

「今から遠い未来。僕らは、宝石になった」です。

公式の素晴らしいキャッチコピーを拝借することにしましょう。

本作品の美しく蠱惑的な世界観を一言で表すなら、このコピーに尽きるように思いますね。

世界観

遥か未来の地球のお話です。

登場人物の多くは美しい宝石たち。宝石はヒトの外見と知性をもった存在です。

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主人公は『フォスフォフィライト』

名実ともに宝石の名を冠する無能可愛い無機生命体です。

可愛らしい外見に困惑させられますが、性別はありません。

フォスフォフィライトこと『フォス』は、無能ゆえの劣等感から暴走しがちなトラブルメーカーです。

常に金剛先生に仕事をねだっています。

フォスは、健気にも先生や皆の役に立ちたい一心で行動する、
物語の良心です。

『宝石』たちは学校に似た施設で共同生活をしており、そこで能力に見合った仕事を割り振られながら無限の生命を謳歌しています。

宝石たちに生き物としての寿命はありません。

有機生命体のそれと同価値ではないのです。

しかし、物語の序盤にフォスと親しくなった有機生命体は言います。

「死が命を価値あるものにする」

ストーリーの主軸は、とても陰鬱で重たいものです。

舞台は、遥か遠い未来の地球。文明は消え失せ、多くの生命が現代とその在り様をかえた星。

宝石たちに寿命はありません。しかし天敵がいないわけではありません。

月人と呼ばれる簒奪者たちと日夜過酷な生存競争を繰り広げています。

月人たちの目的は宝石を拿捕し、連れ去られる事。

皮肉にもそれが宝石たちの寿命とイコールなのです。

本作は、運命に逆らわんとするフォスの苦難の道のりを描いた物語です。

メディアミックス

前述の通り、2017年にアニメ化しています。

監督は京極成彦さん。シリーズ構成は大野敏哉さんが手がけています。

とても上質な3Dアニメーションで、宝石たちの美しさが表現されており、
3Dアニメを敬遠する方は多いですが、原作と合わせて視聴をお勧めします。

価値観が変わるかもしれませんよ!

以前、京極夏彦さんのインタビュー記事を読みました。

3Dアニメに対する情熱を感じられて、とても興味深く読まさせてもらいました

『宝石の国』アニメはこうして作られている!京極尚彦監督が捉える「宝石」の世界とは | アニメイトタイムズ
【アニメイトタイムズ】28人の個性的な宝石達と彼らを狙う月人達とのバトル、不思議な世界観などで大人気、累計140万部を超える市川春子さん原作の『宝石の国』(講談社『アフタヌーン』連載中)がTVアニメ化し、10月7日より放送スタート!本作で監督を務めるのは『ラブライブ!』では監...

原作、アニメと合わせてお勧めします

アイキャッチ画像は「織」さんにお借りした素材を使用しています

織@使用前プロフ一読願 – pixiv

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