乗り遅れるな!現在Amazon kindleで読める話題のWeb漫画『私の息子が異世界転生したっぽい』の魅力を伝えたい 

漫画紹介

どんな漫画?

今回紹介する漫画は、かねもと先生による

『私の息子が異世界転生したっぽい』です。

本作は、かねもと先生のセルフ出版の作品です。

2021年1月6日に画像投稿サイトpixivにて公開された一次創作漫画で、コメントで絶賛の声が相次ぎ、セルフ出版の流れになったと思われます。

かねもと – pixiv (かねもと先生のpixivアカウントです。

または、有料版をAmazon、booth、noteなどのサイトで購入することも出来ます。

ジャンルに関して、公式の見解をみつけることが出来なかったので、私的な解釈でマジックリアリティ漫画としたい所存です。

マジックリアリズムとは

マジックリアリズムまたは、マジックリアリティとは、

「日常にあるものが日常にないものと融合した作品」に対して使われる芸術表現技法のことです。

主に芸術や小説で扱われるジャンルです。

ピンときませんよね?大丈夫です。筆者もよくわかっていません。

とりあえず「現実に即した表現を追求した事でフィクション作品としては返って意味不明にみえる事柄のこと」ではないかと解釈しています。

違ったらごめんなさいします。

(画)アレクサンデル・カノルト
「静物画」(1922)

そして、新即物主義における「冷静に現実を表現することによって現れる魔術的な非現実」と定義される芸術作品や文学作品が魔法的現実主義の源流ではないかと思われます。

さて、本作にそう意図された描写があるわけではないのですが、

筆者は「フィクションで扱われる題材を現実に落とし込んで再定義すると、本作(私の息子が異世界転生したっぽい)のようになるのでは?」と感じました。

あらすじ

ある日、主人公『堂原』に高校時代の同級生『美央』から連絡があり、ランチを一緒にします。

根暗な堂原とギャルの美央には接点がなかったので、堂原は訝し気に感じます。

不安半分な堂原は、美央からある相談を持ち掛けられるのでした。

「私の息子が異世界転生したっぽい」

美央は堂原に、トラックに引かれて亡くなった息子の『大我』の遺品整理をしている最中に、みつけた小説の多くが「異世界転生」モノだったと説明します。

美央は、きっと大我は異世界に転生して、そっちでよろしくやっているはず、と結論付けます。

そして学生時代からオタクだった堂原に相談を持ち掛けたのでした。

異世界に行く方法を探す二人の切ない日々が始まります。

美央は、失ったものを取り戻す手段を模索するあまり非現実に助けを求めます。

堂原は、そんな彼女との時間を楽しみながらも後ろめたさを感じるのでした。

美央はもう一度、大我に会うことができるのでしょうか?

堂原は、美央を救えるのでしょうか?

おすすめしたい人

  • 空いた時間にサラッと読みたい人
  • 絵より物語重視な人
  • 昨今の異世界転生ブームに辟易している人

1ページ3コマ程の少ない情報量の中でキャラクターの感情の起伏や物語の展開を描いています。ページの総数も120pと一般の漫画の単行本の半分程度の量しかありません。

誤解されるような書き方ですが、サラッと読めるといっても内容がないわけでは決してありません。

むしろ内容は重厚で、扱うテーマは重たいです。中には苦手な方もいるかもしれませんが、個人的には『命』を扱うテーマを敬遠しがちな方にこそ読んでいただきたい作品です。

しかし、元がWeb漫画ということもあり作画コストはかなり抑えられています。その事に抵抗のない人には、お勧めできます。

昨今一大ジャンルとして異世界転生モノが確立されてきましたよね。

その中で、主人公の死から異世界ライフが始まる作品は数多く存在します。

そのことは需要があるので是非もない事ですが、「命や人との関係を軽んじる転生モノ」が増えてきた、と感じることも少なくありません。

本作は、それらのテーマのアンチテーゼ的な作品です。

筆者は、今年読んだ漫画の中で一番琴線に触れた作品はこの漫画だと思っています。

メディアミックスの情報などはありませんが、一般大衆向けのドラマや映画など、実写化のポテンシャルを秘めた作品だと考えています。

是非、今のうちに読んでいただきたいと思います。

そして、映画の情報が出たときに周囲に原作マウントを取りましょう

アイキャッチ画像はかねもと先生から許可を頂き画像をお借りしていますまた、ブロック画像は「秘村シキ」さんにお借りしています

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